会長あいさつ
make a culture
~宇都宮YEGらしさを築く~

第22代 会長 斎藤 健吾
近年、物価高騰や円安の影響によって販売利益が逼迫される状況であっても、我々経営者は高付加価値な商品・サービスを生み出し、価格転嫁をした上で利益を追及しなければなりません。このような厳しい経済環境を生き残るためには、YEGのような経済団体は会員企業の発展のためにより必要性が高まります。
宇都宮YEGは多くの新入会員に入会していただき、会員の増加に成功し、今は宇都宮市内における中小零細企業の団体の中では最も人数の多い組織となりました。また、宇都宮YEGは年齢的上下関係が厳格ではないため、会員同士の距離感が近く、豊かな人間関係が築けていると考えます。
このような宇都宮YEGのスケールメリットや友好関係を活かして、さらに会を発展させるためには、価値観の共感が必要と考えます。価値観の共感とは、何のためにYEG活動をするのか?そもそもYEGは何をする団体なのか?これの答えが暗黙知として一致し、同じ価値観で共に活動ができることを言います。組織として成長を遂げるには、価値観の共感は必要不可欠です。組織の成長は1つ1つの活動の積み重ねによって作られますが、これら目指す方向性が定まっていなければどれだけ積み重ねても成長はできません。活動における個々の目的は異なりますが、その目的の延長線上は同じ概念でなければなりません。
皆さまの価値観を揃えるためには、「宇都宮YEGらしさ」の定義とその共有が必要になります。そこで私は宇都宮YEGらしさを以下のように考えます。
宇都宮YEGらしさ
~すべては自企業の発展のために~
・青年経済人としての人間力向上
・自企業発展のためのスキル習得
・ビジネス協力、人としての助け合いができる人脈作り
・地域経済の理解と振興活動
私が令和7年度で作りたい未来を一言で表すと、宇都宮YEGらしさを築くことです。
そのためには、前述した宇都宮YEGらしさを心から皆さまにお伝えし、それに見合った例会・事業を実施します。そうする事で、本会は会員企業の発展を本気で考えていると実感していただき、この心を会員同士が共感・共有・共鳴してくれることで宇都宮YEGらしさが築かれると信じております。